田口慧

隙のある建築

-薄壁の層によって空間認識が揺れ動く青山現在美術館-

 TOP13／KD優秀賞／レモン賞／ＳＤＬTOP100選

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テーマの系統：美術館　マチエール　間・スキマ　ノーテーション　密度

隙は負なイメージがあるが、時に良い意味を持つ。例えば、人の意外な一面を見た時に感じる隙には心理的な距離を縮める力がある。隙のある建築では散策と発見を繰り返し空間をめぐる。同じ順路を歩いても、人によって見え方が異なり、空間に隙を感じる。隙により人と人の距離を縮めるように社会の現状を間接的に写し出す。

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